*視点
今回はGong cha Japan|ゴンチャ ジャパン公式WEBサイトをレビュー。
Gong chaは2006年創業の台湾・高雄市を拠点とする、台湾茶の専門チェーン店。
日本にも200店近い出店を行っており、公式WEBサイトでは見やすさとスタイリッシュな構図が共存していて
とても参考になります。今回は特にブランドイメージを保ちつつ利便性が高い導線づくりに着目していきたいと思います。
*メインビジュアル
1、ヒーローイメージ(ヒーロースライダー)
ヒーローイメージは商品、茶葉、店舗の写真へとスライドしていく形式です。
どの写真においても落ち着いた色調で揃えられており、「信頼性の高さ」「高品質の茶葉」「丁寧な抽出」をイメージさせます。
特に、「Brewing Happiness」の文字がロゴマークと同じ書体で大きく配置されている点が目を引きます。
2、ナビゲーション
「MENU」~「RECRUIT」まで6つのリンクがあり、全て表示は白抜きのゴシック体で統一されています。
こちらが、ホバーすると「MENU」は「メニュー」に、「RECRUIT」は「求人情報」に、
日本語表示へ変わります。これが非常に日本人にとって分かり易い表示だと感じました。
元々簡単な英単語ですが、日本語表示になるだけで親しみやすさが上がります。

3、バナー
およそ画面の半分ほどの幅をとった大きめのバナーにて、新商品情報やキャンペーン情報がスライドしていきます。
センターに来たバナーは少し拡大され、目を引く工夫を感じます。また、1度に画面に映っているバナーは
前後1つずつの合計3枚。全てのバナーを移さないことで1つ1つを大きく表示できますし、うるさくならないという発見がありました。
*メニュー

カード型でドリンクの説明が並ぶとともに注文方法のHowto「はじめてのゴンチャ」へのリンクが張られています。
円形に回るアニメーションがついたリンクはキャッチーで思わず手が伸びるデザイン。色を増やさずに親しみやすさと楽しさを演出できています。
メニュー欄を見ているユーザは、お店に並んでいる時間を利用して確認しているのかもしれない、もしくはこれから初めて来店するのかもしれない。
そういった場面がよく考えられた利便性が高い導線だと思いました。
*所感
Gong cha Japan|ゴンチャ ジャパン公式WEBサイト は洗練された無駄のないデザインでブランドの持つ、「高品質」「丁寧さ」「安心感」といったイメージを与え、
メインビジュアル、カラフルなバナーなどの写真を大きく配置することでドリンクをよりおいしそうに、親しみやすくみせています。
また、ナビゲーション欄がホバーすると日本語になる点や、メニューにアニメーションを入れることでブランドイメージを保ちつつ、利便性が高い導線づくりが実現している
素晴らしいサイトでした。
